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    「ソロモンの偽証 第三部法廷」 宮部みゆき

    • 2015.09.26 Saturday
    • 00:46
    ようやく読めました。なにぶん図書館で借りているので2週間で読めず、次の予約が入ってたりして返してまた予約して・・・をくり返しました。それで今回で完読。第一部、二部でも感じましたが「長かった」。でも今回は絶対最後まで読み切りたいと思ったし、読むのが苦痛だと感じたことはなかった。本当に丁寧に詳細に書かれているので、謎も残らずすべて解明されたすがすがしさはあります。ただやっぱりテーマがテーマだけに「重いものを背負った感じ」で終わりました。

    柏木卓也がなぜ自殺したのか、最後の神原証人の証言通りのやりとりがあったとしてもどうしても理解ができないでいます。現代でも自ら死を選ぶ子どもは後をたたないですし、いじめを苦にという場合もあるし、いじめ以外の理由でも「繊細で考え深い子どもが死に向かうことはある」ということは十分知っているつもりです。でもやっぱり私は凡人だから「死ぬこと」が漠然とこわい。ただ柏木卓也がその後生きていたとしても、生きにくい世の中だったのかもしれないので「死ぬな」とも「生きろ」とも言えない(どっちも同じか^^;)。

    正直「こんな賢い中学生はいないよ」とも「こんなに裁判を知り尽くしている中学生もいないよ」とも思いましたが、途中からそういう思いで読むのはやめました。もしかしたらこのぐらい賢い中学生はいるのかもしれない。それに法廷ものの読み物として、単純にすごく面白かった。背景が学校であること、中学生であることで、一層興味がわき楽しめたのかもしれません。本物の裁判は見たことはないけど、こんなふうにして真実をあきらかにしていくんだという手法もわかって、とても勉強になりました。それにひとりひとりの人物像、個々にまつわるエピソードや背景もしっかり書き込んであり、最後までぶれずに読むことができました。

    途中神原弁護人が検事側の証人になるあたりから先が気になり、一気に読みました。いろいろな伏線がつながっていくのがパズルがもうすぐ完成するときみたいにわくわくして面白かったです。

    実は第三部を読む前に映画のDVDの前編をレンタルして観ました。なので第三部はそれぞれの登場人物を思い浮かべながら読んでしまいました。小説では弁護人助手の野田健一が気になっていたのですが、まえだまえだのお兄ちゃんのほうでちょっとイメージが違いました。柏木卓也と神原和彦は憂いを秘めた感じの子たちでかなり気になってます。主役の藤野涼子ちゃんはイメージ通り、聡明な感じ。

    これからようやくDVD「ソロモンの偽証後編」を観れます。絶対読んでから見たかった。楽しみです。

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