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    「永遠の0」百田尚樹

    • 2014.01.26 Sunday
    • 23:44
    ここ最近新聞の投書欄で「映画を観て感動した」という投書が多かったり、原作もあちらこちらで大変評判がよかったので、百田さんの小説は初でしたが「読んでみたい」と思うようになりました。
    職場の利用者さんで文庫本を持っている方がいたので、無理を言ってお借りしました(快く貸してくださいましたが)。

    太平洋戦争の話だということはわかっていたものの、現代の若者(主人公の孫)とリンクするところがあり、主人公を知る人が回想する場面と現代が交互になっていて、そういう面では歴史の苦手な私でも読みやすかったと思います。

    題名の「0」というのは零戦のゼロのことだったんですね。

    そういえば昨年の夏に宮崎駿監督の映画「風立ちぬ」を娘と一緒に観たばかりでした。
    とても抽象的な映画で、戦争の場面は一度も出てこないのですが、零戦を作った堀越二郎がラストで「一機も戻ってこなかった」とつぶやく場面がありました。どういうことかは大人だとなんとなくわかるかもしれませんが、小さい子どもには理解できないだろうなと思ったのを覚えています。

    神風特攻隊とか真珠湾攻撃、ガナルカナルの戦い、戦艦大和・・・太平洋戦争、第2次世界大戦のことは歴史で一応は学びましたが、それが実際どんな意味があるのか、どうつながるのかが理解できないままだったし、完全に過去のことにしてしまっていました。

    主人公とつながる何人かの証言者が真実を語っていきますが、著者の取材力なのか或いは著者の趣味(軍事オタク?)なのかはわかりませんが、まるでその場で兵士になったように思えるほど圧倒的な筆力で史実が描かれています。今まで知らなかったことをまるで綿が水を吸収するように知ることができる、その喜びを感じずにはいられませんでした。

    またなぜ特攻に行かなければならなかったのか、お国のためと言って喜んで出撃して行ったという認識は誤りで、それまでにさまざまな葛藤や怒り、悲しみ、そして友を想う気持ちがあったことがわかりました。
    現代に生きる平和ボケした私たちは、何事にも対岸の火事で自分は絶対に死ぬわけがないと思いこんでいる。自分がいちばんかわいいからムダ死にや犬死になど絶対に考えられない、人のために命を捧げるなんて絶対にできるわけがないです。

    戦争は過ちだったけど、歴史は正しく知っておくべきだと強く思いました。
    それが戦争を知らない私たちの役目だと思います。

    戦争を題材にするということは右傾とかいろいろ賛否両論あるのかもしれませんが、私はここまで物語の力で歴史を知らせてくれて、作者にはとても感謝したい気持ちでいっぱいです。
    ラストはみなさんが言われる通り感動的なしかけがあります。途中まではなぜあれほどまでに命を惜しんでいた主人公が特攻を決意したのか全くわかりませんでした。わからないままに終わってしまうのかと思いました。
    でも納得です。

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    • 2017.01.05 Thursday
    • 23:44
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      コメント
      葉月さん、コメントありがとうございます!
      歴史ものや戦争ものは食わず嫌いの私でしたが、葉月さんのブログを読んでぜひ読んでみたいと思いました。
      (影響されやすいです^^;)

      映画も観てみたいですが、そうか原作を読んでから行く方がいいのですね♪若い人に人気のある俳優さんも出てて、若い人にも興味持ってもらえたら本当にいいですよね。
      (岡田准一が宮部さんで、三浦春馬が孫なのかな?配役も楽しみ^^)

      この本を読んで少しはあの頃の若者の気持ちに寄り添えたような気持ちになりました。まだまだ知らないことはたくさんあるけど、読んで本当によかったです。
      これからも忘れてはいけない戦争のこと、関心をもっていきたいと思います。
      • 絲子
      • 2014/01/27 12:35 PM
      「永遠の0」
      たくさんの人に読んでもらいたい本ですよね。

      この間、やっと映画も見に行ってきました。
      平日なのに、ほぼ満席。
      岡田准一や三浦春馬くんが出演しているせいか、結構、若い人も見に来ていて、よかったなと思いました。
      映画のラストはどんな終わり方にするのか、興味津々でしたが、とっても良い終わり方で、号泣でした!
      映画だけでも感動できますが、原作を読んだ人ならではの感動シーンもあって、読んでから見に行ってよかったなと思いました。
      • 葉月
      • 2014/01/27 10:50 AM
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